協同組合 広島県鉄構工業会

仕事のマニュアル

  1. 鉄骨とは
  2. 建築物ができるまで
  3. 図面
  4. 材料
  5. 一次加工
  6. 組立て
  7. 溶接
  8. 塗装
  9. 出荷
  10. 現場
  11. まとめ
  12. 仕事のマニュアルトップ

組立て

被覆アーク溶接(アーク手溶接)による組立て

被覆アーク溶接(アーク手溶接)による組立て

柱の大組立て

柱の大組立て

4-1 組立てとは

工作図などにより柱や梁の部材に仕口(シグチ)(持ち出し梁)やガセットプレートを溶接して組立てる作業を言います。
組立て方法は、大別して部分組立てと、大組立ての2通りがあります。

部分組立て

柱部材、仕口などをそれぞれ小ブロックに組立て、溶接、ひずみ矯正を完了してから大組立てをします。
溶接量の多い部位は溶接方向を出来るだけ下向きにして効率を良くします。

大組立て

部分的に溶接を行った、ブロックを組立てて最終的な形となるように組立てを行います。
最終的な製品精度はここで決まる為、精度よく行います。

4-2 組立て作業のポイント
組立て準備

効率よく組立てを進める為、形鋼や切板の仕訳作業をします。
鋼材材質にはとくに注意をします。
材質に合った溶接棒を選定します。 必要に応じて乾燥機等で乾燥を行います。

組立て作業

定盤や治具(ジグ)を使用し部材相互の位置や角度を正確に保つようにします。
けがき線を工作図等で確認し間違いのないようにします。
組立て溶接のビード長さは下記のとおりとしショートビードにならないようにします。
溶接脚長4mm以上です。

板厚t   t ≦6mm ビード長さ  30mm以上
板厚t   t >6mm ビード長さ  40mm以上

基本的に開先内部には溶接をしてはいけません。(角型鋼管・鋼管や大組立て等の時は除く)
裏はつりを行う場合は、はつる側に溶接を行います。
裏当て金は母材に密着させて溶接します。
コラムのアール部分には溶接を行ってはいけません。
突合せ部の食い違いや、仕口のずれ等がないように、組立て時に修正をします。

注意事項

各工程で、部品の取付位置の間違いのないようにします。
大組立てではねじれ、ひずみのないようにします。
本溶接による縮みを考慮します。
材質に合った溶接棒を使用します。
ショートビードにならないようにします。

安全・モラル

溶接作業でのアーク光・ヒューム(粉塵)を防護する為、保護メガネ・防塵マスクを使用します。
玉掛け作業は確実に行い、吊荷にあった吊具を使用します。
部材反転時、周囲の作業者に注意します。(声を掛け合う)
柱の大組立ての組立て溶接は柱の重量に見合った強度の溶接を行います。

資格

床上操作式クレーン
玉掛技能者
JIS溶接技能者

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